立ち止まって見上げた空に。

限りなく視界良好

ピープルのライブで聴きたい曲3曲

ちょっと前からネットでやたらよく見かける風なタイトルになってしまいましたが。

3月より始まったCLUB QUATTRO MONTHLYのファイナル公演は、「CLUB QUATTRO MONTHLY LIVE Request day 『People In The Jukebox』」と題し、皆さんが聴きたい楽曲を募集します!
あなたの聞きたい楽曲・3曲をリクエストください。

というわけで、自分用メモ兼、ピープルの曲がもっともっと広まってほしい!という思いで、実際に投票した曲について残しておきます。
彼らの音楽は決して万人受けするタイプの音楽ではないし、街中やお茶の間に広く浸透するような未来はおそらく来ないと思う。けど、届いていないだけで、彼らの音楽を必要としている人、刺さる人が絶対にもっともっといるはず。そんな人に届くことを願って。

1 スルツェイ

スルツェイ

スルツェイ

ピープルの中とは言わず、これまでに出会ったすべての曲の中で3本に指に確実に入るくらいに好きな曲。ほんとうにもう、奇跡としか言いようのないメロディだと思う。この曲に出会えてよかった。

2 塔(エンパイアステート)

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アルバムリリース当時は「21曲を繋げて1トラック」という話題ばかりが先行して、肝心な個々の曲にクローズアップされることが少なかったのが今でもすごく残念。私の中では、少し落ち着いていたピープルへの気持ちが再びぐっと高まったのがこのアルバム(Weather Report)なんです。確かに目新しさや派手さという面では弱いかもしれないけれど、ピープルらしい美メロと癖を堪能できるしっかり存在感のある粒ぞろいの曲が並んでいます。そんな中で特に好きなのがこれ。たぶん波多野さんソロで何回か演奏されたことがあるくらいで、バンドでは一度もないんじゃないかな。聴いてみたい。

3 鍵盤のない、

https://itunes.apple.com/jp/album/jian-pannonai/id280729349?i=280729390&uo=4&at=10l8JW&ct=hatenablog
初期の名作中の名作、だと勝手に思っています。サビ前のコード進行ががたまらなく好き。ちょうどこのiTunesの試聴だと4秒を過ぎてからの部分。このクオリティの曲がごろごろしている1stミニアルバムの完成度が高さには聴くたびに驚かされます。「確かに変拍子が多用されているけれど決して『変拍子の曲をつくる』ことが目的なんじゃなくて、メロディを追い求めていった結果」…とピープルを知らない友人たちに力説したのはナノサーキット@Zepp Tokyoの後の新橋での打ち上げだっけ。ピープルの本質、真髄はやっぱりメロディの美しさだと思っています。


以上、ライブで聴きたいピープルの曲3曲でした。少しでもいいなと思ったらぜひアルバムを手にとってみてください。はじめてでも聴きやすいという意味でのおすすめはこの2枚。

frog queen

frog queen

Family Record

Family Record

アジカン世代対談@ロキノン6月号

発売日、真っ先に対談を読んだんですが、ふたりとも予想以上にガチなアジカンファンすぎて驚きと興奮と感動を隠せない。自分の大好きなバンドが大好きなバンドを大好きで影響されたって、こんなにも幸せなことなんだなあ。このふたりを選んでくれてほんとうにありがとう!アジカン世代ばんざい。


以下無駄に長い感想

  • ふたりとも中学生でアジカンと出会ってたのねー、でも年齢的には2003年時点で15歳だからそんなもんか。中学生に初期アジカンの歌詞が響くのってものすごく分かる気がする。
  • 歌の大辞テン(笑)世代すぎ(笑)この番組毎週欠かさず見てたけど未来の破片なんて流れたっけ?まーーーったく記憶にないや…
  • 私のいちばん好きなアジカンの曲が未来の破片だから、げんくんがこの曲きっかけでアジカンと出会って好きになってくれたのがほんとうに嬉しい。
  • ファイブエムの意味とバンド名がミッシェルに影響受けてることをアジカンのラジオで知って、今でもそれを覚えてるげんくんが全力で推せる。ラジオってなんだろ、マザミュ?サラミ?ホロバシャ?なつかしいいいいって私リアルタイムで知らないけどね…あとからファンサイトのレポで読んだことしかないや。そのサイトたちももう何年も前に消えちゃったなー。
  • アジカンの名前が好きすぎてメアドに入れちゃう中学生のげんくんかわいい
  • 私はいまだにアジカンの某曲名由来の綴りが入ってるけどね!だって変えるの面倒だし、これどういう意味?て訊かれても誕生日って答えられるから。
  • ていうかフォーリミの名前の長さがアジカンを意識しているなんて思ってもみなかった。ガンダムのなにかしらが由来っていうのはWikiで見たけど。ミッシェル→アジカン→フォーリミの連鎖。ここからまた次の世代に繋がっていくのかなー。
  • 私もアジカンエルレのルーツである洋楽バンドにはそこまでハマれなかったクチだから、ふたりにはものすごく共感できる。
  • 豊橋ってれれツアーだよね?いいなーラハイナうらやましすぎ。私このころただのライトリスナーだったからライブなんてぜんぜん興味なかったんだよなあ。
  • 車に乗り込むゴッチさんを至近距離で見た、って出待ちですか?はあああガチすぎる(笑)
  • KEYTALKの楽曲ってヨナ抜き音階(対談で言うところのペンタトニック)のメロディが多様されてることが大きな特徴だと思ってるんだけど、そこもアジカンに影響されているなんて。言われると確かにNGSのギターはKEYTALKに通じるものがあるな。
  • たけまさくんが、君繋が全部NGSみたいな曲だったらいいのにと言う一方で全曲アンダースタンドだったらいいなあって思ってたと返すげんくん。今の音楽性とリンクしていて非常に分かりやすい(笑)
  • 知らないコードが使われていたブルートレイン
  • そうそうそうそう。アジカンもフォーリミもドラムが難しいんだよねーそこは似てるなあって前から思ってた。あとはどちらも結成してから日の目を見るまでが長かったこととか、あとボーカルが小さいところとか(笑)身長的には同じくらい?なのかな?
  • げんくんが言ってる「意外なルーツが分かると好感度が上がる」っていうのを私は今まさにきみに対して感じてますよ!!!!!
  • 私この記事を読むまでフォーリミの歌詞がアジカンに影響されてるなんてまーったく思わなかったし気づかなかったんだけど、記事内で指摘されているLetterなんてモロに夏の日、残像だなあ。→04 Limited Sazabys Letter 歌詞 - 歌ネット
  • あと、nem...の意味不明さはフラッシュバックに通ずるところがあるよね。→04 Limited Sazabys nem... 歌詞 - 歌ネット
  • あらためて他の曲の歌詞も見てみると、アジカン(特に初期)を特徴づけている繋ぐ・塞ぐ・彷徨う・此処なんていうワードや小難しい単語がちりばめられていて、あーほんとに影響されまくりだなあと。
  • なんで自分が全く気づかなかったかというと、それだけアジカンの歌詞が自分のなかで馴染んでしまっていて、客観的にみると特徴的な言葉遣いであっても自分には普通のものだと感じてしまっていたんだなあ。たぶん。
  • これからもそういう歌詞が出てくるたびにアジカンの面影を感じてニヤニヤするんだろうな。したい。
  • ツーマンなんて言わずスリーマンやりましょうスリーマン!アジカン×フォーリミ×KEYTALK!!!素晴らしい組み合わせ!!!
  • 最後の最後でまた嬉しいサプライズが。ふたりとも最新作しっかりチェックしてるじゃーん!!!!君繋ソルファ至上主義でそれ以降はうーん…な人ばかりだからこれはほんとに嬉しい。
  • いやー、お腹いっぱい胸いっぱい大満足でもうほんとうにロキノンさまありがとうございますとしか言えない。これを読んだアジカンファンが2バンドに興味をもったり、2バンドファンの若い子がアジカンに触れるきっかけになればいいなあ。

4月によく聴いた曲

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YON FESでの出会いその1。かわいらしくてポップなんだけどちょっと切なくなるような曲調で、聴いているとフェスの思い出が蘇ってきてたまらなくセンチメンタル(死語?)な気持ちになる。


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YON FESでの出会いその2。イントロとAメロを聴いて、ああこれ絶対いい曲に違いないと確信した。甘酸っぱさと疾走感。

iTunesの試聴を貼ろうとしても検索で出てこない。なぜだ?まあいいや。この曲もYON FESでの出会い。ブルエンはあまり好みじゃなかったけど、このカントリー調のサウンドが野外フェスによく合っていて、後ろでぴょんぴょんしていた思い出。

アルバム収録のリミックスが全く好みじゃなかったのでiTunesにて購入。原曲と全く違うコードがあてられているリミックスは苦手なんです。サビがぐっとくる理由として最初のB♭mというマイナーコードの働きは大きいと思う。


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名前だけは前々から見かけていて今回初聴き。andymoriを思い出した。ライブを見てみたいなあ。


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ベースが一音ずつ下がっていくAメロが好き。


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いろんなこと置いといてやっぱり曲はいいんだよなあ。あと声・歌い方も別に嫌いじゃない。ただsecret baseは絶対に原曲派。これは譲れない。
「八月の夜」と「吉田さん」が好き。

君と僕で絡まって 繋ぐ繋ぐ繋ぐ未来

誰が出るんだろうと気になっていた次号ロキノンアジカン座談会がGENくん(フォーリミ)と武正くん(KEYTALK)と知って感動と興奮が止まらない。


今の若手バンドって多かれ少なかれアジカンを通ってきていると思うんだけど、その中から選ばれたのがピンポイントに私の好きな2バンドのふたりだったことが本当にほんとうに嬉しい。嬉しくて嬉しくてしょうがない。ありがとうロキノン!ありがとうナントカ編集長!(笑)

2016/03/19 FX2016@Zepp Fukuoka

ありがとう、Zepp福岡。
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いやー、三連休初日とはいえまさか福岡まで行ってしまうなんて、いったい誰が想像しただろうか(反語)
サークルに沸くオーディエンスを丘の上から涼しい顔して眺めていた3年前の自分に教えてあげたい。あんたそのバンドを30分見るがために往復7時間かけて福岡まで行ってるよ!って。
いやー、人生なにが起こるか分からないから面白いね。


遠征メモ的な部分を残しておくと、広島までだった日帰り記録を大幅に更新してしまいました。そうです日帰りです。ほんとうは宿を確保して、おいしいもの食べて飲んで泊まって観光したかったんですが、連休初日だけあって空いていたのは福岡市内でたった1件、1室5万の高級ホテルのみ(しかもここも残り数室だった…)。もうちょっと待てばキャンセルが出てきたと思うけど、新幹線が埋まってしまってもいけないので泣く泣く日帰りにしました。まあ博多ラーメンはちゃんと食べれたし、いつもの屋上にも行けたし、タワレコにも寄れたし(お店に入った瞬間にswimが流れ出してほんと胸熱すぎた)。お土産もしっかり買えたからそれなりに満喫できたと思っています。まあ福岡は4回目で、これまでに名物や観光スポットは大体押さえずみってのもあるんですがね。


ライブ前に博多駅にて食したラーメン。
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今回もお土産をがっつり購入。ふくやの明太子、通りもん、しんしんのラーメン、博多駅併設の百貨店のカルビーで売っていた限定高級ポテチ。
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以下、ライブについて簡単に感想など。

見たバンド

  • YOUR ROMANCE
  • Czecho No Republic
  • LILI LIMIT
  • THE BAWDIES(少し)
  • 赤色のグリッター(少し)
  • 04 Limited Sazabys
  • Awesome City Club
  • go!go!vanillas

雑感

  • この会場は2年前のサカナクション以来2回目。アクセス悪いけど、ハコ前の大階段にたくさんのお客さんが座っている図が好きだった。
  • 最後に「Zepp Fukuoka」の看板を撮っておきたかったのに、ハコ全体がFX仕様の黒い幕で覆われていて叶わず…

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  • Zeppで2ステージ制っていったいどういう構造になっているんだろうと思ったら、小さいほうのステージはハコの外につくられていました。上の写真でちょうどFXの文字があるあたり。すぐ横にフードエリアが設置されていて、とんこつのくっさい臭いが終始プンプン漂っていたなあ(笑)
  • 私のFXはYOUR ROMANCEからスタート。名前すら知らなかったんですが、調べてみたらNiwからリリースしているとのことで。今流行りのインディー系、シティポップ系になるのかな。聴きやすいメロディで私は好きな感じでした。
  • 一緒に迎えた年明けがとっても楽しかったチェコ。この日も楽しかったー!おされすぎず耳馴染みのいい心地よいきらきらポップ。1階席のいちばん高いところでゆらゆら踊っていました。
  • LILI LIMITが見れたのは嬉しかった。最近お気に入りの若手バンドなんです。シンセが入って浮遊感のあるサウンドだけど、マインドとしてはがっつりギターロック寄り。当たり前だけどCDよりもバンド感があってよかった。seta gayaを歌ってくれてありがとう。
  • 途中少しだけ会場を出て、もうすぐなくなっちゃうというホークスモールをうろうろ。前にサカナクションで来たとき以上に寂れていたなあ。ちゃんと営業していたのってセ○アとA○Cマートとレディースものの服屋1件と、あと飲食店が数店舗ぐらい?えいちけーてぃー劇場も閉まってたし。再開発するとのことだけど、Zeppを潰してまで一体何を作ろうとしているんだろう。
  • お目当てのフォーリミさんは開始前から既にフロアがパンパン。勢いを感じつつ、前方は怖いので前から3柵目のひろかずくん側で待機しました。
  • タイテ上の持ち時間は少なかったけど、転換中にもメンバーが出てきてサウンドチェックがてらいろいろ演奏してくれたから、実感としては30分以上。
  • げんくんが「会えーなくなってーどれくらいー経つのでしょうー」ってワンフレーズを口ずさんでくれたんだけど、まあ会場の反応の悪いこと悪いこと。後ろの女子たちなんて「今のモンパチ?」とか言ってたし。ちがーう!ひだまりの詩を知らんのか!…と思ったけどこの曲1997年発売なのね…まだ生まれていない子もいっぱいいたんだろうなあ(遠い目)

youtu.be

  • それに対してWANIMAをちょっとカバーしたときのあの盛り上がりよう。斜め前の子は泣いてたな。最新アルバムしか聴いていなかったから誰のなんて曲かさっぱり分かりませんでしたすみません
  • セトリは リハ→nem…/labyrinth/days/Do it Do it 本編→monolith/Remember/fiction/escape/Chicken race/medley/midnight cruising/Terminal/swim のはず。
  • 去年は小さいステージでしたが今年は大きいステージに立てました!出世!と嬉しそうなげんくん。燻ってた時期が長いバンドだから、喜んでいるのを見るとこっちも素直に嬉しくなってしまう。まあそんな時期はまっったく知らないんですけどねえ。
  • CAVUをはじめて聴いたときにswimとTerminal以外でいちばん気に入ったmedley。ようやく聴けましたありがとう!イベント用の短いセトリでも定番曲だけで固めずに、ちょいちょい変化をつけてくれるところが好きだー。
  • どうでもいいですが行きの新幹線の電光掲示板で「Hakata terminal」という文字が流れてきて、ああそうか終点だからstationじゃなくてterminalなのね、terminalでTerminalを聴きたい!なんてくだらないことを考えていたから定番曲だけど聴けて嬉しかった。
  • フォーリミ後はすぐにACCに移動。見ていて思ったのは、やっぱり自分はブラックな要素が強い曲、キャッチー度の低い曲があんまり得意じゃないんだなあと。だからシティポップブームの渦からは完全に弾き出されております…
  • 帰りの新幹線の関係で自分内トリはバニラズ。いやあ熱かった楽しかった!いちばん後ろから1段降りたあたりで見ていた感じだと、会場全体としての盛り上がりや一体感はフォーリミ以上だったな。知らなくても詳しくなくても置き去りにせず、おいで一緒に楽しもうよ!と手招きして誘ってくれるような音楽。幸せな気持ちでこのイベントを締めることができました。


一旦上げます!