立ち止まって見上げた空に。

限りなく視界良好

つまらないイメージを壊せ そうさ

今日は私がアジカンを好きになったきっかけの曲、ループ&ループが発売されてからちょうど6年になる日。J-CDのランキングで流れたこの曲のサビ部分に心を打ちぬかれた瞬間を今でもはっきり覚えています。次の日に早速シングルを借りにいって、MDに録音してひたすらリピートしていたなあ。高3のころかー。懐かしい。


けど、それから私がアジカンにどっぷりガッツリとはまるようになるまでは1年半以上のブランクがあって。その間も曲はちゃんとチェックしていて、当時から大好きだった夕暮れの紅の歌詞を受験勉強に行き詰まったときにルーズリーフに書いてその世界に浸ったり(笑)、ソルファもMDが擦り切れるくらいに聴いていたんですが、メンバーやメディアへの露出には興味ゼロ、もちろんライブに関心が沸くこともなく。アジカンが私の中でいちばん好きなバンドになってから、それはもうひどく後悔しましたよ。いや、過去形ではないな、今でもたまにそういう気持ちになるから。バンドの人気がまさに飛ぶ鳥を落とす勢いでどんどん上昇していってソルファで爆発、という流れをリアルタイムかつファンという視点から見ていたかったなあと、過去の日記や諸々のメディアや当時のファンのブログを目にするたびに思うんです。特にヲタ(固定ファン)になったばかりの06年はじめごろはこの気持ちが強くて、実際私はアジカンのライトファンだった2004〜2005年は別のバンドのことが大好きで、そのバンドのファンサイトを運営したりメディア露出を漏らすことなくチェックしたりと日々楽しくやっていて、いろんな思い出もあるんですが、そのバンドを好きだったことを後悔・否定さえしたりもして。
けど、仮に私がループ&ループでアジカンを好きになっていたとして、今現在もその気持ちが続いているかなんて分かんないですよね。きっと同じように何らかのきっかけで離れてしまって、アジカン以外のバンド…いや、音楽ですらないかもしれないな。とにかく何かを好きになって、「あの頃、アジカンじゃなくて○○に出会っていたらなあ」なんて思っているんじゃないんかなあ。
今、4人が奏でている音楽を私が聴いているのは、いくつもの偶然が重なった結果。奇跡といっても過言じゃない。だから私は「アジカンが好き」という今現在のこの気持ちを大切にして、これからも追っていこうと思います。 


あー、上手く書けないのがもどかしいね。