立ち止まって見上げた空に。

限りなく視界良好

4年前

count 4 my 8 beat@Zepp Nagoya。私がはじめてアジカンのライブへ行った日。


モッシュで汗だくになったり拳を突き上げてオイオイ叫んだり一緒に大合唱して笑顔でいっぱいになったり…というライブではなくて、ただひたすらに音楽へのストイックさが突き刺さるライブでした。


開場を待っているときにフェンスの網目越しに見えた夕日。開演までの間、緊張と興奮で張り裂けそうになるのを必死にこらえようと握り締めていたタオルの感触。そのときのフロアの空気。打ち鳴らされた音に鼓膜と胸が震えたあの瞬間。枯れ枯れの声を精一杯振り絞って歌うゴッチの姿*1。月光での鬼気迫る歌。外へ出ると同時に火照った体へと吹いた夜の風。一つひとつの瞬間を、五感でしっかりと覚えています。忘れられない。忘れたくない。

*1:この2日前にゴッチは喉を痛めて岐阜公演を延期していました