ちょっと遅くなっちゃいましたがAll right part2、今の時点での感想をしっかり残しておこうと思って。
この曲は3月まで行われていたツアーの年明けから披露されていて、私は計3回聴く機会があったんですが、いまいちしっくり来なかったんです。なんというか、サビ終わりと曲の最後のコード進行が無理やり取ってつけたような感じが強くて。けど音源で聴いたらそんなことは無くて、むしろ何の違和感もなくすっと入ってきてびっくり。
個人的には「手を握り君とハグをして」のメロディと、Aメロで鳴っているギターの和音が好きです。えっちゃんの声が好きだからコーラスも嬉しいなー。音質がいまいちだから、はやくCDで聴きたい！ドラムにもっと耳をしっかり傾けたい。
あと思ったのは、やっぱり私は4人で鳴らすアジカンの音が好きなんだってこと。確かに私はアジカンのメロディ・歌詞が好きで、それはゴッチが書いているものだけど(一部共作もありますが)、それと同じくらい、4人が鳴らす音と4人が鳴らしている姿が好きなんです。私がはじめてアジカンの曲をちゃんと聴いたとき(ループ＆ループ＠J-CD)に惹かれたのは、メロディと、楽器のサウンドで。このギターと、ベースと、ドラムの音があってこそのアジカンなんだよなあと改めて実感しました。
なーんて書いちゃいましたが、もしゴッチが名古屋でソロライブを行うことになったら張り切って行くと思いますけどね！(笑)ゲンキンな奴ですよ私は。
そんなわけで、以下は他でさんざん既出だと思いますが、歌詞の耳コピと、歌詞に隠された秘密なんかを。思いっきりネタバレなんで、自力で発見したい方はUターン。
朝 居間のソファの肘掛け蹲る猫と
エディという名の犬の模型
起きぬけに濃いコーヒーを注いで
加糖嫌うビターな言葉 苦し紛れの嘘
気だるい午後に別れを告げ
心を解き放て
口ずさめよ
All right All right
左脳 死んだように生きるより少しはマシだろ
精子のように樹海を抜け そういう時は右脳に聞け
誰かの地下室で歴史を詰め込むだけなら
手を握り君とハグをして
溶けるよなビートが
愛のよう 祈りのよう
この夜を満たすMUSICを口ずさめよ
All right All right
錆びたようなステップでも
All right All right
ラララ
理解した素振りのルールは蹴散らせ
レールを進むつもりならねえ
ロープに縋る時代でもないだろ
和音 言葉遊びはここまで
意味を捨ててさ
手を握り君とハグをして
溶けるよなビートが
愛のよう 祈りのよう
この夜を満たすMUSICを口ずさめよ
All right All right
ありきたりのステップでも
All right All right
錆びたようなステップでも
All right All right
こんな感じになるのかな。
自信がないのは「精子」だけど、精子のように樹海を抜け、って意味が分からないこともないし、ゴッチの「えっちゃんに卑猥な言葉を言わせてしまった」というつぶやきとも合ってくるんですよねー。
しかし今回は歌詞に法則があったおかげで耳コピがしやすかった！
この法則はね、是非とも自力で気づいてほしいな。私はネットでたまたま見てしまったんですが、それでも「ゴッチすげええええええ」と心の中で叫ばずにはいられなかったので。自分で発見していたらもっと興奮していたと思います。
ヒントはテナーの日本語版？でも表記が日本語だからアルファベットよりも気づきにくいかも。ってもうヒントを通り越しちゃっていますが(苦笑)
というわけで解説↓
全部は長いので、冒頭部分のみを区切ってみる。
朝/居間のソファの肘掛け/蹲る猫と/
エディ(※)という名の犬の模型/
起きぬけに濃いコーヒーを注いで/
加糖/嫌うビターな言葉/苦し紛れの嘘/
気だるい午後に別れを告げ/
心を解き放て
※エディじゃなくてエリーかも
こう書けば分かりやすいかな。
朝
居間のソファの肘掛け
蹲る猫と
エディという名の犬の模型
起き抜けに濃いコーヒーを注いで
加糖
嫌うビターな言葉
苦し紛れの嘘
気だるい午後に別れを告げ
心を解き放て
朝
居間
蹲る
エディ
起き抜け
加糖
嫌う
苦し紛れ
気だるい
心を解き放て
あさ
いま
うずくまる
えでぃ
おきぬけ
かとう
きらう
くるしまぎれ
けだるい
こころ
…そう！五十音順になっているんです。
んでもう何がすごいかって、「和音 言葉遊びはここまで」のところ。
和音＝わをん 言葉遊び＝歌詞が五十音順になっていること
難しい「を」と「ん」を、「和音」というこの歌詞上で何の違和感もない単語1つで見事にクリアしちゃっているんです。これは自分で気がついたんですが、もう一人で感動しちゃってましたよ(笑)いつかの日記の法則を思い出すなー。こういう遊び、嫌いじゃないです。ただやっぱり自力で発見したかった…！くやしいーーーー
