立ち止まって見上げた空に。

限りなく視界良好

石垣島ライブ

現地の新聞記事より。メンバーと高校生の集合写真いいなあ。でも知らない人が見たら間違いなくゴッチじゃなくて潔をボーカルだと思うよね、位置的に(笑)
ちなみに先月書いた記事はこちら→http://d.hatena.ne.jp/solfa_13/20101128/1290952140
セトリはここに載っています→http://twilog.org/akg_setlist


http://www.yaeyamanippo-news.com/news.cgi?no=3969&continue=on

 4人組みのロックバンド「アジアン・カンフー・ジェネレーション」が12月26日、石垣市民会館で初ライブを行った。高校生の署名活動が実現に結びつけたライブ。終了後、中心となった生徒たちの目には感動と感謝の涙があふれていた。
 ライブのきっかけは石垣市内の3高校に通う生徒たちの思いだった。「アジカン石垣島に呼ぶ高校生の会」を結成し、学校の許可を得て2009年2月から署名活動をスタート。3カ月で集めた902人分の署名とメッセージを添えてレコード会社に思いを届けたところ熱意が通じてライブが決定した。
 17時30分にスタートしたライブは、アジカンの登場で一気にヒートアップ。約350人の観客は腕を振り上げ、リズムに合わせて飛び上がった。中高校生だけでなく、親世代など大人の姿も多くあり、初めは静かに見ていた人も自然と体を揺らしていた。ライブ中のトークでは後藤正文さん(Vo&G)が「初めての場所でライブができるのはうれしい。署名を集めて事務所に送ってくれたということで、メンバー全員が喜んでいる」と感謝。この日に限って冷え込んだ石垣島に「あったかい所だと思っていたのに・・・」と残念がったり、喜多健介さん(G&Vo)も西表島を訪れたことなどを話して観客を沸かせた。アンコールの声にも2回応え、2時間で20曲以上を演奏する熱いステージだった。
 ライブ前のアジカンとの対面では「緊張しすぎて全くしゃべれなかった」と話していた生徒たち。ライブ後は汗と感激の涙でグシャグシャ。「ライブ中から泣いた」と興奮していた。涙が止まらなかった会長の衣斐啓太君(八重山商工高校3年)は「もう何とも言えない。楽しかった。いろいろ問題が出てきたりしたが、協力してくれる人々や仲間がいたから実現できたこと。とても感謝している」と、言葉が途切れ途切れになるほど感極まっていた。新里維人君(八重山高校3年)は「すごく楽しかった。自分たちが呼んだバンドでこんなに多くの客が喜んでくれた。今まで感じたことがない感動を味わった」、崎原貴君(八重山農林高校3年)は「これまではCDやラジオなどで聴くだけだったが、僕らの熱意が通じ、遠い石垣島まで来てくれてアーティストを近くで感じられたことがうれしい。本当に楽しかった」と誰もが興奮冷めやらぬ様子だった。
 40代の女性は「石垣島に移住してからライブを見る機会がなかったので楽しかった。高校生にも感謝したいし、その思いに応えてくれたアジカンにも感謝したい」と話していた。
 「一生忘れられない思い出」と話す衣斐君。この経験が彼らの将来に生きてほしい。