立ち止まって見上げた空に。

限りなく視界良好

2019年上半期のまとめ

2019年上半期のまとめ。
半期に一度の恒例企画!のはずが気づけばもう9月…取り掛かりはじめたときはまだ7月だったのになあ。遅筆にもほどがある。
そんなわけで相変わらずの長文です。一言二言でさくっとまとめたいと思いつつも、どうしても長くなってしまう。

ライブ本数

14回。

ライブ一覧
  • 1月

フォーリミ(札幌)

  • 2月

フォーリミ(松山)、フォーリミ(名古屋)

  • 3月

ビーバー×フォーリミ、アジカン

  • 4月

YON FES

  • 5月

フォーリミ×BAWDIES(横浜)、メトロック、スカパラ×フォーリミ

  • 6月

サカナクションアジカン、FREEDOM NAGOYA

見た回数

1回は省略。

各ライブについて

2019年初ライブはまさかの単身北海道遠征!いやもうほんとうにSOILというアルバムが好きすぎて、収録曲のいくつか、特に私のお気に入りのミディアム系楽曲はこのツアーでしか聴けないレア曲になるんだろうな…と思うと、これはもう増やすしかないなと。運よくリセールでチケを確保できたので、ひとり真冬の北の大地に乗り込んできました。心配していた寒さも防寒対策をしっかりしたおかげでなんとかなったし(このあたりは別記事にまとめたい)、小樽や旭川といったライブ以外の観光も楽しめて満足満足。
この日のライブは単に年明け一発目というだけでなく、年末フェスを全員で締めることができなかったメンバーたち(インフル連続罹患)にとって、久しぶりに4人揃った姿を見せられる場。そりゃ気合いが入らないわけがない。加えて当日はメンバーの到着が危ぶまれるような悪天候。それがさらに北海道のファンの「待ってました!」「来てくれてありがとう!」という気持ちを増幅させたのか、メンバーもフロアも単にツアー初日だからという理由以上に熱いライブだったな。しかしいくら熱かったとはいえ、終演後に外の氷点下の中を半袖とディッキではしゃいでた北海道キッズたち強すぎる…。
最初からいきなり長くなってしまった〜

北海道に続いて増やした公演。飛行機もわくわくするけど、陸路で少しずつ向かうのもいいよね。って前にも同じようなことを書いた気がするな
ライブは大好きなAnyに続いて、これまで何度もニアミスで聴けずに涙を飲んでいたin outをようやく聴けて感無量!カップリングで終わらせておくのはもったいない、ポップさと疾走感の絶妙なバランスが大好きなんです。余談だけどこの曲の「三拍子と四拍子をクロスさせる」というアイデアの元ネタは暗号のワルツだとずっと思ってるんですがどうなんだろ。

ツアーファイナル、ありがたいことに今年は二日間とも参加することができました!ワンマンに来てくれるファンをしっかり優遇してくれる彼ら、フェスじゃ聴けない名曲やレア曲をどんどん繰り出してくれるのが嬉しい。Grasshopper、Wednesday、Lost my way、未来の破片が聴けてよかった!

ワンマン2daysの余韻がまだ残る中、再びの地元Zepp公演。ビーバーさん呼んでくれてありがとう!
ワンマンでは二日間とも位置取りを若干ミスった感があったので、この日は個人的ベスポジから見られて限りなく視界良好(CAVU)でした。ビーバーファンも盛り上がっていて終始いい景色が見れたな〜。
それにしてもビーバーすごいよね、一度メジャーから落ちたけど数年前からキッズたちの間で少しずつ話題になってきて、いまやフェスで大人気だもんなあ。何がきっかけで火がついたのかが外野として興味ある。

もう何度目か分からないアジカンZepp公演、だけど二階席で見るのはこの日がはじめて(立ち見はある)。盛り上がる曲は立って聴いて、それ以外は座ってじっくりという人が多かったかな。
ホームタウンの曲は試聴企画でつまみ食い程度しか聴いていなかったくせにあんまりぱっとしないなあなんて感想を持っていたけど、生で聴いたらちゃんと大好きなアジカンの曲だった。雑誌で読んだ歌詞の一部にちょっと抵抗のあったサーカス、曲が好みなのがなんだかくやしい!笑
あとは過去曲がほんっとうにサービス満点で!ループ、鵠沼、ライカ、夕暮れの紅、踵…大好きな曲ばかりをピンポイントで攻めてこられて嬉しすぎた。やっぱりここが私のホームタウンだ(安直なまとめだけど紛れも無い事実)

  • 04/06 YON FES 2019
  • 04/07 YON FES 2019

ワンマンに続いてこちらも2days参加できました〜。このフェスに関しては開催4年目となった今回も、ただただその場の空気を味わうだけで胸がいっぱいになってしまう。冬が終わって少しずつあたたかくなってきた4月のはじめという季節に、あのフェスのやわらかい雰囲気がよく合ってると思うんだよな〜
このフェスでは苦手・興味なかったバンドを含め全出演者をみることを自分内ルールにしてまして。今回印象に残ったのはかりゆし58とナードマグネット。かりゆしは不覚にもアンマーでぽろぽろ泣いてしまって(隣の子も斜め前の人も泣いてたな)、ナードマグネットはもともと音源を聴いてお気に入りだったところをライブをみて更に好きになった。音出しで1985をやってくれるあたりがニクい!
トリのフォーリミに対してはおつかれさまと今年もありがとうという言葉を盛大に送りたい。欲を言うならセトリがね、ワンマンよりもフェス寄りだったのがちょっと残念かな〜というのは贅沢すぎかなあ。

はい、人生二度目のお目当て演奏中での途中抜け。いやだってまさかフォーリミが後攻だなんて思いもせず…泣く泣くhelloの途中で会場を後にして駅までダッシュ。でも、おかげでブレイク当時からずっと苦手意識があって避けてきたBAWDIESにちゃんと向かい合うことができて、しっかり楽しめたのはこの順番だからこその収穫。HAPPY RAYSの多幸感あふれる曲調が好きすぎて、このライブからしばらく自分内ヘビロテ(死語?)でした。イントロのギターの音色がよすぎ。
久しぶりのFAD、今回はじめて元町中華街からハコに向かったけど、石川町ルートよりも分かりやすかった印象。次からもそうしよう〜

  • 05/18 METROCK2019 OSAKA

数年ぶりのメトロック。相変わらずシャトルバスは次から次に来たんだけど、それ以上に行列が長くてsumikaの冒頭を聴けなかったのが悔しかった。まさか伝言歌はじまりだなんて!
お目当てのフォーリミは最初いた場所が合唱勢いっぱいで、このままだと楽しめないぞと思ってちょっと下がったら快適だった(最初から最後まで大声で歌われるのは苦手)。楽しいはずの時間をイライラで過ごすなんてもったいない。自分でさっさと移動して環境を変えたほうがいいよね

たーのしかった!!!2マンライブといえば普通「先攻のあと転換を挟んで後攻」だけど、この日観れたのはそんな概念をぶっ壊す、能動的な2組の絡み合い。まずスカパラが何曲か演奏してフロアを熱くしたのちフォーリミを紹介して交代。この流れのおかげでスカパラファンもフォーリミのライブに入りやすかったんじゃないかな。単独で何曲か披露したあとのswimのセッション、これがほんとうに最高だった!特にBメロ〜サビまでのホーンアレンジ。最高にかっこよかったので是非またどこかで聴きたいものです(8/24追記:ワイバンでやってくれた!)
スカパラはもう流石の貫禄というか大人の余裕というか。某メンバーさんのビジュアルが好みすぎて危うく惚れそうになったのはここだけの話。

余裕ぶっこいていたら一般終了というもう何度目か分からないこのパターン、だけどリセールにて無事確保できました。広い会場だったけど前から2番目のブロックで見やすかったー。最近はすっかり意識高いバンドの代表みたいになってしまって、そこに距離を感じることもしばしば。でもライブに行くとやっぱり彼らの曲が好きだなと思わされるんだよな。少し前はレインボーホールが空席だらけなんてこともあったけど、今はアルバムの売り上げも前作キープできて大箱のライブもしっかりソールドして、メンバーのやりたいこともやれていて。どれも新宝島のスマッシュヒットか効いたから(だと思う)こそ、マスに届く分かりやすい曲をヒットさせることは重要だなあと。

ライブの感想ではない↓
下の世代を推してる立場からみると今のアジカンの立ち位置って理想でしかないんだよな〜。そりゃソルファ期と比べればセールスはだいぶ落ちたけど、その頃から15年経った今でも全国のホールを回れて、フェスのメインステージに立てて(しかもその多くはトリで)、当時と同じ編成のメンバー4人は大きなステージ上で楽しそうに新旧の曲を演奏している。果たしていま今売れてるバンドのうちどれだけが同じ道を歩めるのだろうか。
あの頃不安だったこと、不満だったことはもう何も心配いらない。熱心なファンがたくさんいて毎日Twitterで盛り上がっている。ダサいダサいと言われていたグッズも、知らない間に流行りのお洒落なデザインを取り入れるようになっていた。シーンの中でずっと垢抜けないギターロック的存在だったのが、今では感度高めな人たちに好まれ、高く評価されるような立ち位置にいる。私が一歩引いた途端にこれだからなんだか悔しくもあるけど、それでも、年月を重ねた今という時をメンバーが楽しんでいること、その姿を見て喜ぶファンがたくさんいること、それは嬉しいことに間違いないんだ。

  • 06/23 FREEDOM NAGOYA

もうすっかりおなじみとなった、初夏の名古屋を熱くする無料フェス。個人的にはかなり久々の参加で、ナードマグネットをお目当てに行ってきました。名古屋だからという理由でヨンフェスに続いてリハで1985を披露(フォーリミの旧登場SE)。しっかり盛り上がる名古屋のファンが好きだ。
前にも書いたかもしれないけど2013年にこのフェスでフォーリミを見てたんだよな〜。当時は彼らを全くもって認識していなくて、早くKEYTALKの出番にならないかなーまだかなーなんて思いながら、ステージ前でモッシュしてる集団を丘の上から遠巻きに眺めていただけ。それがいまやこの有り様だからね(笑)だからもしかしたらまた数年後に、この日気にも留めなかったバンドを好きになって、そのことを悔やむ日がくるのかもしれないなあ。人生何が起こるか分からないから面白い。