立ち止まって見上げた空に。

限りなく視界良好

2021年にお金を出してよかったもの

今週のお題「買ってよかった2021」
去年に引き続いて参加してみます。

2021年にお金を出してよかったもの

音楽関係

04 Limited Sazabys

世間的にも個人的にもいろいろあった2021年でしたが、ありがたいことに今年は5回ライブに足を運ぶことができました。フォーリミは曲が好きなのはもちろんだけど、GENくんがMCで届けてくれる言葉が、その時々の自分の心境にぴったり・しっくりくるものばかり。誰にも批判や否定をしないそのスタンスに、今年の私は何度も救われたんだよ。

ONAKAMA(フォーリミ・オーラル・ブルエン)

フォーリミが「2021年も変わらず好き」だったのに対し、こちらは「2021年にちゃんと好きになれた」もの。あの状況下で直に3組のライブと、そのツアーのドキュメンタリー映画を観られたのは大きかったな。これまで私の中でONAKAMAは「私の好きなフォーリミと、フォーリミと仲のいい2バンドの集まり」という位置付けで、たびたび比較されるNANA-IRO(アジカンエルレ、テナー )とは比べ物にならない存在だったのだけど。
アンコールで披露された3バンドでのコラボ音源が配信されたのも嬉しい。特にオーラルの「ReI」のキラキラ具合が素晴らしくて今もよく聴いています。GENくんの上ハモリが絶品〜。

日用品?

新居

2021年にお金を払った対象として、最も満足しているのがこちら。とはいっても賃貸から賃貸への引っ越しなので、一世一代の買い物とかでは全くもってないけれど、それでも築30年超から新築の差は大きすぎる。水回り、特にお風呂周りの快適さが段違い。
家賃を抑えるためエリアも変えたので、お気に入りのケーキ屋や花屋は遠くなったけれど、バス1本で主要駅に出られるのと、近くには各スーパーやドラッグストアが揃っているのとで、今のところ日常生活は問題なし。いつか建てたいマイホームまで住み続けるつもり。

マリメッコのマグカップ

インスタで見かけて、くすんだグレーブルーに一目惚れ。250mlサイズがどこも完売で仕方なく400mlにしたつもりが、これはこれでたっぷり飲めていい。インスタントのコーヒーでも麦茶でも、これで飲むとなんとなく優雅な気持ちになれる。

写真がこれしかなかった

インテリアフレグランス

無印のこちらを寝室に。ちょいスパイシーな香りがお気に入り…だったのが、リニューアルで廃番になってしまって悲しい。ストックがひとつだけあるのが救い。

花瓶

ACTUSにて購入。あそこのインテリアがものすごく好みだけど、私にはお高すぎてこういった小物しか手が出せない…。
https://online.actus-interior.com/shop/actus-online/item/view/shop_product_id/18948/category_id/283

アラジンのすぐ温まる電気ストーブ

脱衣所の寒さに耐えかねて購入。オンにした瞬間にもうあたたかい。最高。
[asin:B0753KFP3B:detail]

各種ケーキ

お花

&be スムースパウダー

何もしないと昼には前髪が束になってしまう超オイリーな私ですが、朝このパウダーをおでこに軽く塗っておくだけで、夕方までなんとか見られても大丈夫な状態をキープしてくれる。終業後も、生え際に数回ポンポンして指で馴染ませれば、あっという間にサラサラ。一般的には夏場用アイテムなのだろうけどわたしには年中欠かせない。化粧品は日本製が好きなので、メイドインジャパンでこの手の商品が出たのが嬉しい。

osajiネイル

シャンパンゴールドとIENAコラボのブルーグレーを、遠征帰りの東京駅にて購入。前日のSoupがあまりにもよくて、つい「向こう岸」(アイシャドウ )も買いそうになったのはここだけの話。

参加したもの・泊まったところ

鳥獣戯画

甲乙丙丁、全巻の全編が一堂に会す機会なんて次はいつになるか分からないと思い、東京へ。入場は時間指定、更に人気の甲巻(有名なウサギとカエルのあの場面)は動く歩道からの鑑賞という立ち止まり不可能なシステムになっていたおかげでノーストレスでした。グッズもたくさん買ってしまったー。

能登海舟

七尾湾を眼前に臨む和倉温泉にある、カジュアルな客室露天風呂付きホテル。オープンしたてでスタッフが慣れていないせいかロビーはチェックイン待ちの人たちで大混雑、なんてこともあったけど、部屋からの真っ青な七尾湾を見たら一気に開放感に包まれた。二日間とも天気に恵まれたのもよかった。

天の丸別邸 風の谷の庵

夫の勤続◯年記念でもらった旅行券と県民割引のおかげで半額近くで泊まれた。お風呂も部屋も食事も最高すぎて、チェックインからチェックアウトまでひたすら篭ってのんびりだらだら。しばらくこんな旅行もできなくなるだろうから、このタイミングでいい宿に泊まれてよかった。


来年はここに食洗機や洗濯機が並ぶのかな?ライブも入ってくるといいな。

2020年にお金を出してよかったもの

今週のお題がおもしろそうだったので参加してみる。
2020年、私の心を豊かにしたものたち。

お題「#買って良かった2020



音楽関係

好きなバンドのおうちグッズ

ライブが全くなくなり家で過ごすことも多くなった初夏、少しでもファンに喜んでもらおう&収益を得ようと、大好きなバンドのチームがこんなかわいくて実用的なおうちグッズを企画してくれました。ライブに行けなくても買って応援できる手段と、バンドの存在を日々の暮らしの中で感じられるグッズを用意してくれたことが、この時期どれだけ私の心にとってプラスになったことか。

ライブや音楽については別個で詳しく書きたい。


ホテル・旅館

ライブ遠征が減った代わりに純粋な旅行に何度か出かけたので、出費はそんなに減っていないという現実…。

さぎの湯荘(島根)


GOTOじゃなくてもお金を貯めてまた行きたい!その1。実ははじめて露天風呂付き客室というものに泊まったのですが、好きなときに好きなだけ、周りの目を気にせず温泉に入り放題という環境がこんなにも幸せなものだなんて。お風呂が面していた中庭もこれまた素敵で、ほんのりと金木犀の香りが漂ってくる10月はじめに行けてよかった。
www.saginoyusou.com


ザ テラスクラブ アットブセナ(沖縄)


GOTOじゃなくてもお金を貯めてまた行きたい!その2。大人のためのこじんまりとしたリゾートホテルで、部屋から聞こえるのは波の音だけ。沖縄の海を静かにゆっくりと楽しむことができました。温水のタラソプールが気持ちよかったな〜。あとルームサービスのもずくパスタがめちゃめちゃおいしかった。
残念ながら曇っていて真っ青な海は見られなかったので、快晴のときにまたリベンジしたい。
www.terrace.co.jp

ホテルビスタ名古屋錦

ビジネスホテルだけど、とにかく快適で使いやすかった!お風呂場、トイレ、洗面台がそれぞれ独立しているのが最高。あとは枕元にコンセント+スマホ置き場があったり窓際に小さめのソファが用意されていたりと、細かいところの使い勝手のよさが気に入った。立地は繁華街だけど、久屋大通側から行けばいかがわしいエリアを回避できるのもいい。全国展開しているみたいだから、遠征できるようになったらこのホテルを候補にしたいな。
nagoya-nishiki.hotel-vista.jp


そのほか(服、ボディケア、雑貨)

ユナイテッドアローズ UBCB ギャバ トレンチコート 20SS

日本製、約5万円のトレンチが春のセールで70%オフ!4年ほど愛用してたものがそろそろくたびれてきて、3万円以下でいいものはないかと探していたときに出会ったこちら。3万どころか2万円でおつりがきちゃいました。生地がいいし縫製もしっかりしてるから長く着られること間違いない。
wear.jp

ダブルフェイスビッグプルパーカー

メンズもの。他にはない滑らかで柔らかい生地と、カーキの色合いが気に入りました。値下げ中なので春用にベージュも購入済み。
www.gu-global.com

THE PUBLIC ORIANIC ボディソープ

とにかく精油の香りがいい!夜遅かったりするとお風呂が億劫に感じてしまうことが多々あった私だけど、これがある今はこの香りをかぐために進んでお風呂場に向かうようになりました。リニューアル前のものがドラッグストアで半額だったから買ってみたら大正解。

The Wishing Bear

星の着ぐるみをまとって枝に跨るプーさんがかわいすぎて、見るたびにちょっとだけ優しい気持ちになれる。このイラストを使ったポップがディズニーストア横を通ったときに目に入って、すぐに惹かれて20年ぶりに店内に足を踏み入れた次第。
shopdisney.disney.co.jp

こんなところかな。
2021年も素敵なもの、こと、場所に出会えますように。

2020年上半期のまとめ ー楽しくない話なので雑感はここー

2020年の夏がこんなにも静かに過ぎ去っていくなんて、少しずつざわつき始めた冬の終わりには想像もしなかった。人々が思い描き、待ち焦がれていた賑やかな2020は夢のように消えてしまった。
今年の夏、私は東京で四年に一度の祭典に熱狂し、その余韻も冷めぬまま、毎週末に全国各地で繰り広げられたであろう音楽の祭典を享受しているはずだったのに。
一体いつまで続くのだろう。先が見えないのがただただ辛い。小さな楽しみをどんなに積み重ねても、いちばんには勝てない。そんな日々。

何が辛いって、ライブやフェスがないことがもちろん最たるものだけど、それに加えて「いわゆる"現場"に行くこと、特に"遠方からライブハウスに行くこと"への懐疑的で批判的な眼差し」と「ポップミュージックに対する意識の高いリスナーが音楽に求める姿」にしんどさを感じることが多かったと思う。
前者は特に初期の頃、いくつかのライブ会場に関する報道が相次いだ際に強く感じた。幸いなことに今の自分の周囲には「応援している人を見に行くために遠征すること」を趣味としている人が複数いるので、批判の声を実際に耳にすることはなかったけれど、ニュースサイトやTwitterでふと目にしてしまった匿名の言葉に心を痛めつけられることがしばしばあった。普段ならそんな雑言は吹き飛ばしてしまうのだけど、日々の楽しみを失って弱っているときはそんな気力もなく。
後者は主にTwitter。趣味を楽しむための場所で疲弊したくないので最近はミュートなりで自衛しているのだけど、「このコロナ禍においてポップミュージックを鳴らす意義は社会へのコミットがうんたらかんたら〜(適当)」というような呟きや記事に心底疲れてしまった。疲れてしまう理由は上手く説明できないのだけど。私はただ、好きなバンドが楽しそうにライブをする姿を見て、好きな音楽を聴いて、楽しみたい、ワクワクしたいだけなんだよ。

とりあえず、今は好きなバンドの公式やメンバーがネット上で発信してくれることや、これまでに発表された音源や映像を小分けにして少しずつ楽しんでいる。今思うのは、アーティストが様々な方法でリスナー側に何かしらを届けられる、SNSの発達した時代でほんとうによかったなあということ。これがファンクラブの紙媒体の会報や公式サイトの日記くらいしかない時代だったら耐えられなかったよ。
大変なときに少しでもファンを楽しませようと苦心してくれるアーティストの皆さん、ありがとうございます。いつかまた密な空間で、肌、五感、全身に音楽を感じられる日が来ることを信じて。

2019年下半期のまとめ

2020年になりました。そしてあっという間にもう5月。下書きのまま眠っていたこの記事を、GWのおうち時間を利用して再度編集しています。こんな現状が待っているなんて、今年のはじめは思いもしなかったなあ。2019年なんてもう遥か昔のことみたいだ。何事もなかった、平和だったあの頃。今更ですが今年もどうぞよろしくお願いします。
思い起こせばブログをはじめた頃はまだ2006年。2020年なんてまだ遠い先の未来。まさか干支一周よりも長く続くだなんて。まあ最近は半期ごとのまとめ記事だけになっちゃってますが…。これからも音楽とライブに興味がある限りは続けたい!

というわけで恒例のまとめ。

雑感

2019年を総括するなら「聴く音楽が更に狭くなった」ということに尽きる。新譜でちゃんと聴いたのは、フォーリミ缶シングルに、アルバムだとピープル、バンプサカナクション、乃木坂くらい?気になっている作品は沢山あるのにぜんぜん手を出せていない。
理由は分かってる。端的に言うと引っ越してから「レンタルしてインポート」が気軽にできる環境ではなくなったから。今の自宅にはCDを再生できる機器が皆無(PCもない)。日常の行動範囲内にレコード店レンタルショップも存在しない。iPhoneに蓄積された膨大な楽曲データの大半の入手元が絶たれてしまったせいで、CDを購入する所謂「推し」以外のアーティストの音源をチェックすることが疎かになってしまった。PCとCD買えよという声が聞こえてきそうだけど、限られたお金はできればライブやグッズのために使いたいところ…。
この問題を一気に解消できるサービスがまさにサブスクなんだよね。今まで積極的に使おうとしてこなかったけど、ようやく向きあうときが来たのかなと思ってます。どのサービスがいいんだろう。やっぱりSpotifyなんだろうか。

よく聴いたもの

SEED(完全生産限定盤)(DVD付)

SEED(完全生産限定盤)(DVD付)

「特殊形態でのリリース」と告知された新譜。その正体はCDの他にジグソーパズル、ステッカー、植物の種などが入った「缶詰」でした。前作の4形態でのリリース(CD、アナログ、カセットテープ)に続いて、フィジカル離れが加速する今「いかにCDという媒体を楽しみながら手に取ってもらえるか」という面白い挑戦を続ける彼らはもっと評価されるべきだと思う。
収録曲はバラエティに飛んだ3曲。個人的にはもっともっとライブで披露してほしい。みんなの前で演奏しないことには根付かないと思うよー。かっこいいんだから思いっきりぶちかまそうよ!

今が思い出になるまで(通常盤)(特典無し)

今が思い出になるまで(通常盤)(特典無し)

  • アーティスト:乃木坂46
  • 発売日: 2019/04/17
  • メディア: CD
出すシングルがどれも好きでしょうがない。胸を駆り立てられるような切なさと焦燥感。

  • Tabula Rasa / People In The Box

前作よりもずっとすんなり入ってきた。私もやっぱりミネルヴァが好きだな〜。

人気の理由がようやく分かった。中高生時代のヒットソングのメドレーってこんなにも心を震わせられるものなんだなあ。何回聴いても次の曲が流れ出すたびに「懐かしい!」って言ってる。

ライブ感想
  • 08/23 WILD BUNCH 2019

山口県の夏フェスに初参加!新幹線と夜行バスを乗り継いで行ってきました(そのうち2019遠征まとめ記事も上げたい)
息つく暇もないくらいに見たいバンド・アーティストばかりのタイテだったけど、シンプルなエリア構成でステージ間の移動がしやすくて、お目当ては時間丸被りのところ以外制覇できました。ハイライトはやっぱりswimでのスカパラコラボかな〜。5月に私を沸かせたアレンジを、青空の元たくさんの人と一緒にもう一度聴けるなんて贅沢すぎでしょ。

  • 09/08 TREASURE05X

地元を代表する夏フェス、だけど会場をラグーナに移してからは今回が初参加。豊スタで開催していたのはもう何年前なんだろう…。足が向かなかった理由は単にラウド寄りなメンツが私の好みとは少しずれていたからなんだけど。そんなフェスに足を運んだのは他でもなくフォーリミを見るため。後方の小高い丘の上から見えたたくさんの人が沸く光景、振り返ったビーチの彼方に掛かっていた虹。夏の終わりの忘れられない景色。

ドームでさえもチケット激戦って明らかに数年前よりファン増えてるよね…タイアップの力恐るべし。
バンプとファンの相思相愛な関係は、半ば外野の自分からは少し宗教めいたものに感じてしまうこともあるけれど、それでもこの日の藤原氏の最後のMCにはグッときてしまった。

エキスポという名前のとおり、単にライブだけにとどまらず、出店やアトラクション、はたまた写真展(超絶シュールで反応に困る)など、たまアリの会場を目一杯使った一日楽しめるフォーリミのお祭り!大きい会場にたくさんのファンが集まる光景はほんとうにワクワクする。あと少しでソールドに届かなかったのは悔しいけど、それをインチキソールドアウトで誤魔化さず、当日券を出すことで急遽都合がついたファンに門戸を開けておくところ、それをMCで触れるところが彼ららしくて信頼できるし、これからも着いていこうと思う。
ぴ◯フェスと被ってさえいなければな〜ラウド系豪華メンツを同日に被せてくるのはずるい。

幸せな5日間のはじまりはフォーリミの学園祭ライブ。とにかく楽しかったな〜。席はほんとうに悪くて、一般発売直前の先行で買ったから席は1階の後ろも後ろだったけど、そんな距離を感じさせないくらいに楽しかった。ホールも悪くないと思うんだよー。

ちょっとテンポ早めに演奏された「八月」がとてもやさしくて、サビでぽろぽろ泣いてしまった。もう1公演くらいこのツアーに参加したかったな。

ファンクラブ会員限定ライブだからこそのレア曲過去曲てんこ盛りのセットリスト!太客ご贔屓ありがとうございます。ようやくSleepwalkingが聴けて感無量。

  • 10/23 NANA-IRO ELECTRIC TOUR 2019@愛知県国際展示場

13年越しの夢を叶えてくれてありがとう。もうただそれだけ。

メンバーが欠けるという去年のリベンジを見事に果たしたフォーリミはもちろんかっこよかったけど、それ以上にsumikaが圧倒的だったな。この日のトリを務めることの絶対的なストーリー×バンドの勢い×メロディの強度=もはや無敵。

2日通してたくさんのライブを見た中で、印象に残っているのはハスキンナンバガ。2組ともアジカンきっかけで知って好きになって、新旧の作品をよく聴いていたけど、そのときは既に解散していた。そんな2006年時点で伝説だったバンドのライブを2019年のラストに見ることができるなんて。長くバンド音楽ファンをやっているといいことあるなあと改めて実感しました。ナナイロ再演しかりフォーリミの未来の破片カバーしかり。

2019年上半期のまとめ

2019年上半期のまとめ。
半期に一度の恒例企画!のはずが気づけばもう9月…取り掛かりはじめたときはまだ7月だったのになあ。遅筆にもほどがある。
そんなわけで相変わらずの長文です。一言二言でさくっとまとめたいと思いつつも、どうしても長くなってしまう。

ライブ本数

14回。

ライブ一覧
  • 1月

フォーリミ(札幌)

  • 2月

フォーリミ(松山)、フォーリミ(名古屋)

  • 3月

ビーバー×フォーリミ、アジカン

  • 4月

YON FES

  • 5月

フォーリミ×BAWDIES(横浜)、メトロック、スカパラ×フォーリミ

  • 6月

サカナクションアジカン、FREEDOM NAGOYA

見た回数

1回は省略。

各ライブについて

2019年初ライブはまさかの単身北海道遠征!いやもうほんとうにSOILというアルバムが好きすぎて、収録曲のいくつか、特に私のお気に入りのミディアム系楽曲はこのツアーでしか聴けないレア曲になるんだろうな…と思うと、これはもう増やすしかないなと。運よくリセールでチケを確保できたので、ひとり真冬の北の大地に乗り込んできました。心配していた寒さも防寒対策をしっかりしたおかげでなんとかなったし(このあたりは別記事にまとめたい)、小樽や旭川といったライブ以外の観光も楽しめて満足満足。
この日のライブは単に年明け一発目というだけでなく、年末フェスを全員で締めることができなかったメンバーたち(インフル連続罹患)にとって、久しぶりに4人揃った姿を見せられる場。そりゃ気合いが入らないわけがない。加えて当日はメンバーの到着が危ぶまれるような悪天候。それがさらに北海道のファンの「待ってました!」「来てくれてありがとう!」という気持ちを増幅させたのか、メンバーもフロアも単にツアー初日だからという理由以上に熱いライブだったな。しかしいくら熱かったとはいえ、終演後に外の氷点下の中を半袖とディッキではしゃいでた北海道キッズたち強すぎる…。
最初からいきなり長くなってしまった〜

北海道に続いて増やした公演。飛行機もわくわくするけど、陸路で少しずつ向かうのもいいよね。って前にも同じようなことを書いた気がするな
ライブは大好きなAnyに続いて、これまで何度もニアミスで聴けずに涙を飲んでいたin outをようやく聴けて感無量!カップリングで終わらせておくのはもったいない、ポップさと疾走感の絶妙なバランスが大好きなんです。余談だけどこの曲の「三拍子と四拍子をクロスさせる」というアイデアの元ネタは暗号のワルツだとずっと思ってるんですがどうなんだろ。

ツアーファイナル、ありがたいことに今年は二日間とも参加することができました!ワンマンに来てくれるファンをしっかり優遇してくれる彼ら、フェスじゃ聴けない名曲やレア曲をどんどん繰り出してくれるのが嬉しい。Grasshopper、Wednesday、Lost my way、未来の破片が聴けてよかった!

ワンマン2daysの余韻がまだ残る中、再びの地元Zepp公演。ビーバーさん呼んでくれてありがとう!
ワンマンでは二日間とも位置取りを若干ミスった感があったので、この日は個人的ベスポジから見られて限りなく視界良好(CAVU)でした。ビーバーファンも盛り上がっていて終始いい景色が見れたな〜。
それにしてもビーバーすごいよね、一度メジャーから落ちたけど数年前からキッズたちの間で少しずつ話題になってきて、いまやフェスで大人気だもんなあ。何がきっかけで火がついたのかが外野として興味ある。

もう何度目か分からないアジカンZepp公演、だけど二階席で見るのはこの日がはじめて(立ち見はある)。盛り上がる曲は立って聴いて、それ以外は座ってじっくりという人が多かったかな。
ホームタウンの曲は試聴企画でつまみ食い程度しか聴いていなかったくせにあんまりぱっとしないなあなんて感想を持っていたけど、生で聴いたらちゃんと大好きなアジカンの曲だった。雑誌で読んだ歌詞の一部にちょっと抵抗のあったサーカス、曲が好みなのがなんだかくやしい!笑
あとは過去曲がほんっとうにサービス満点で!ループ、鵠沼、ライカ、夕暮れの紅、踵…大好きな曲ばかりをピンポイントで攻めてこられて嬉しすぎた。やっぱりここが私のホームタウンだ(安直なまとめだけど紛れも無い事実)

  • 04/06 YON FES 2019
  • 04/07 YON FES 2019

ワンマンに続いてこちらも2days参加できました〜。このフェスに関しては開催4年目となった今回も、ただただその場の空気を味わうだけで胸がいっぱいになってしまう。冬が終わって少しずつあたたかくなってきた4月のはじめという季節に、あのフェスのやわらかい雰囲気がよく合ってると思うんだよな〜
このフェスでは苦手・興味なかったバンドを含め全出演者をみることを自分内ルールにしてまして。今回印象に残ったのはかりゆし58とナードマグネット。かりゆしは不覚にもアンマーでぽろぽろ泣いてしまって(隣の子も斜め前の人も泣いてたな)、ナードマグネットはもともと音源を聴いてお気に入りだったところをライブをみて更に好きになった。音出しで1985をやってくれるあたりがニクい!
トリのフォーリミに対してはおつかれさまと今年もありがとうという言葉を盛大に送りたい。欲を言うならセトリがね、ワンマンよりもフェス寄りだったのがちょっと残念かな〜というのは贅沢すぎかなあ。

はい、人生二度目のお目当て演奏中での途中抜け。いやだってまさかフォーリミが後攻だなんて思いもせず…泣く泣くhelloの途中で会場を後にして駅までダッシュ。でも、おかげでブレイク当時からずっと苦手意識があって避けてきたBAWDIESにちゃんと向かい合うことができて、しっかり楽しめたのはこの順番だからこその収穫。HAPPY RAYSの多幸感あふれる曲調が好きすぎて、このライブからしばらく自分内ヘビロテ(死語?)でした。イントロのギターの音色がよすぎ。
久しぶりのFAD、今回はじめて元町中華街からハコに向かったけど、石川町ルートよりも分かりやすかった印象。次からもそうしよう〜

  • 05/18 METROCK2019 OSAKA

数年ぶりのメトロック。相変わらずシャトルバスは次から次に来たんだけど、それ以上に行列が長くてsumikaの冒頭を聴けなかったのが悔しかった。まさか伝言歌はじまりだなんて!
お目当てのフォーリミは最初いた場所が合唱勢いっぱいで、このままだと楽しめないぞと思ってちょっと下がったら快適だった(最初から最後まで大声で歌われるのは苦手)。楽しいはずの時間をイライラで過ごすなんてもったいない。自分でさっさと移動して環境を変えたほうがいいよね

たーのしかった!!!2マンライブといえば普通「先攻のあと転換を挟んで後攻」だけど、この日観れたのはそんな概念をぶっ壊す、能動的な2組の絡み合い。まずスカパラが何曲か演奏してフロアを熱くしたのちフォーリミを紹介して交代。この流れのおかげでスカパラファンもフォーリミのライブに入りやすかったんじゃないかな。単独で何曲か披露したあとのswimのセッション、これがほんとうに最高だった!特にBメロ〜サビまでのホーンアレンジ。最高にかっこよかったので是非またどこかで聴きたいものです(8/24追記:ワイバンでやってくれた!)
スカパラはもう流石の貫禄というか大人の余裕というか。某メンバーさんのビジュアルが好みすぎて危うく惚れそうになったのはここだけの話。

余裕ぶっこいていたら一般終了というもう何度目か分からないこのパターン、だけどリセールにて無事確保できました。広い会場だったけど前から2番目のブロックで見やすかったー。最近はすっかり意識高いバンドの代表みたいになってしまって、そこに距離を感じることもしばしば。でもライブに行くとやっぱり彼らの曲が好きだなと思わされるんだよな。少し前はレインボーホールが空席だらけなんてこともあったけど、今はアルバムの売り上げも前作キープできて大箱のライブもしっかりソールドして、メンバーのやりたいこともやれていて。どれも新宝島のスマッシュヒットか効いたから(だと思う)こそ、マスに届く分かりやすい曲をヒットさせることは重要だなあと。

ライブの感想ではない↓
下の世代を推してる立場からみると今のアジカンの立ち位置って理想でしかないんだよな〜。そりゃソルファ期と比べればセールスはだいぶ落ちたけど、その頃から15年経った今でも全国のホールを回れて、フェスのメインステージに立てて(しかもその多くはトリで)、当時と同じ編成のメンバー4人は大きなステージ上で楽しそうに新旧の曲を演奏している。果たしていま今売れてるバンドのうちどれだけが同じ道を歩めるのだろうか。
あの頃不安だったこと、不満だったことはもう何も心配いらない。熱心なファンがたくさんいて毎日Twitterで盛り上がっている。ダサいダサいと言われていたグッズも、知らない間に流行りのお洒落なデザインを取り入れるようになっていた。シーンの中でずっと垢抜けないギターロック的存在だったのが、今では感度高めな人たちに好まれ、高く評価されるような立ち位置にいる。私が一歩引いた途端にこれだからなんだか悔しくもあるけど、それでも、年月を重ねた今という時をメンバーが楽しんでいること、その姿を見て喜ぶファンがたくさんいること、それは嬉しいことに間違いないんだ。

  • 06/23 FREEDOM NAGOYA

もうすっかりおなじみとなった、初夏の名古屋を熱くする無料フェス。個人的にはかなり久々の参加で、ナードマグネットをお目当てに行ってきました。名古屋だからという理由でヨンフェスに続いてリハで1985を披露(フォーリミの旧登場SE)。しっかり盛り上がる名古屋のファンが好きだ。
前にも書いたかもしれないけど2013年にこのフェスでフォーリミを見てたんだよな〜。当時は彼らを全くもって認識していなくて、早くKEYTALKの出番にならないかなーまだかなーなんて思いながら、ステージ前でモッシュしてる集団を丘の上から遠巻きに眺めていただけ。それがいまやこの有り様だからね(笑)だからもしかしたらまた数年後に、この日気にも留めなかったバンドを好きになって、そのことを悔やむ日がくるのかもしれないなあ。人生何が起こるか分からないから面白い。