立ち止まって見上げた空に。

限りなく視界良好

2013/03/09 アジカン・ART-SCHOOL・ACDIMAN

しばらくアジカンも見れなさそうだし、アートとACIDMANも出るし、土曜だから最終新幹線を気にせず夜行でゆっくり帰ってこれるし、よーし行くかー。なんてスタンスで参加しました。そのような視点からの感想になっていることを、あらかじめお断りしておきます。




行きはこだまを利用。ゆっくり着けばいいからという理由で選んだんですが、普段のぞみ・ひかりばかり使っている自分には、ちょっと走ってはすぐ次の駅に停車、しかもそこで後続列車の追い抜き待ち…これの繰り返しでちょっぴりぐったり(苦笑)前に一度乗ったときはBAYCAMPのオール明けで、ずっと爆睡していたから何の問題もなかったんですけどねー。やっぱり次からはいつもののぞみにしよう…。


東京に着いて渋谷タワレコを覗いてみたりしたあと、ゆりかもめに乗車。ライブ目的だとお台場は2年ぶり?この日は汗ばむような陽気で空も真っ青で、車内から東京湾とビル群がきれいに見えました。
お台場についてタワー方向の景色を眺めたり、すっかりシンボルとなったガンダムを撮ったり、ダイバーシティーをうろうろしたり。ダイバーシティーは私好みのお店がいっぱいあってほんと飽きなかった!ヴィレバンはやっぱり居心地がいい(笑)
どうでもいいけどダイバーシティーって上手い名前ですよねえ。台場シティーにDiversity=多様性。名付け親はぜったいしたり顔(笑)


以下、見たバンドについて簡単に。

セットリスト

  1. Helpless
  2. サッドマシーン
  3. 車輪の下
  4. スカーレット
  5. フローズンガール
  6. ロリータ キルズ ミー
  7. UNDER MY SKIN
  8. あと10秒で

実は初見のアート。音源はけっこう聴いていて、就職したてでガッツリ凹んだ週末、ふとんに包まってひたすら斜陽をリピートしていたなんてこともあったり(笑)この日はイベントらしく新譜曲+定番曲という組み合わせのセットリスト。旧曲はどれも好きなものばっかりだったし新曲もポップで好きな感じだった!理樹くんの歌については評価が分かれるところだけど、個人的にはポップなメロディと轟音サウンドに乗っかる理樹くんの不安定で危うい歌という組み合わせが好きだし、あの歌がアートの世界を引き立てていると思っています。鬱ロック好きの若い子はもっとアートを聴けばいいと思うよー!

セットリスト

  1. 最後の国
  2. アレグロ
  3. to live
  4. リピート
  5. 新世界
  6. ある証明
  7. 風追い人(後編)(with 坂本龍一

試聴しておいた新譜がかなり自分の好みで、これは久々に自分内ACIDMANブームが来るか…?と期待大で迎えたライブ。残念ながら自分の好きな曲はあまり演奏してくれず、ちょっぴり残念でしたが(苦笑)いやでもかっこよかった!アートとACIDMANを続けて見て思ったのは、この世代もまだまだ頑張っているんだぞ!ということ。ほんとねー若い子にももっと聴いてほしい。なんで聴かないんだろうね。小さいハコで。

  • YMO(シークレット)

アジカン前の転換時間。出てきたピアノを見て「まさかケモノノケモノ!?」なんて興奮していましたが完全なる早とちりでした(笑)まわりから「YMOじゃね?」なんて声がちらほら上がりはじめたころ、期待に応えるようにメンバーが登場。沸き立つ会場、でも自分はリアルタイムでYMOブームを経験していないのでそこまで上がらず…。フロアとの温度差を感じながらの1曲目。うーむ…確かにすごいことは分かるんだけれども、でも…なーんて悶々とした思いは2曲目:ライディーンで一気に吹き飛びました。一気にテンション急上昇!なぜかというと私が通っていた小学校はライディーンに乗せたオリジナル体操がありまして、6年間、全校集会や休み時間にみっちりと踊らされたから!まさかこんな場所でこの曲と再会できるなんて。1●年の時を越えて体が動き出しそうになりました(笑)いやー体はしっかり覚えているものなんですねえ。懐かしいメロディが進むにつれて、小学校の校庭の光景や匂いなんかも思い出したりなんかして。ほんと、貴重な時間になりました。ありがとう!

セットリスト

  1. それでは、また明日
  2. AとZ
  3. 新世紀のラブソング
  4. 無限グライダー
  5. マーチングバンド
  6. N2
  7. No.9
  8. リライト
  9. ループ&ループ
  10. 今を生きて

EN

  1. アネモネの咲く春に

建ちゃん側の2列目にて。セトリ、体制ともに完全にランドマークツアーの延長線。ゴッチがもっと多くの人にランドマークの世界を見せたい・聴かせたい気持ちは非常ーによーく分かるんですが、自分としてはそろそろ4人だけで鳴らすアジカンを聴きたいのが本音だったり。そんな中、久しぶりの無限グライダーは嬉しかった!この曲に乗っかるプラスアルファのコーラスとギターは賛否両論あっただろうけど、個人的にはアリだったな。ただ、サビでのゴッチの音程がね…。1番サビではCDどおりでやった!と思っていたら2番サビで「無限」が下がってしまってがっくり。そこは絶対CD音源と同じ音程派なのです。
新世紀でイントロから人力ドラムだったのは嬉しいけど、この曲の逆回転ギターフレーズが大好きな自分としては、そこもしっかり鳴らしてほしい。あと建ちゃんのはじけっぷりが一段と加速していたけれど、個人的にはちょっと心配になってしまったなあ…。
MCについてはどこかにレポがあるだろうから割愛します。ところで、アートとACIDMANはメンバーの少なくとも誰か1人はこのイベントのTシャツを着ていたんですが、アジカンは誰も着ていなかったのがちょっと気になりました。本人たちの意思なのか事務所・レコ社の意向なのか。


RO69に写真レポがあったので貼っておきます。
http://ro69.jp/quick/nonukes2013/detail/79245


次にアジカンを見れるのはいつになるんだろうな。スタジアム前に一度はライブハウスで見たい。