君の声が聞こえた日から

少し前にTwitterやインスタで音楽好きを賑わせていたタグ「私を構成する9枚」。その名のとおり各々が「私を構成する」と思う作品9枚のジャケットを、縦横3枚ずつ並べてUPするというもの。定義の曖昧な言葉だけあって捉え方も人さまざまで、私のように音楽遍歴をまとめている人もいれば、今現在よく聴いているアルバムを挙げている人、はじめて聴いたときに衝撃だったアルバムを挙げている人もいる。遠征記だとかカバンの中身だとかのパーソナルな企画が好きなのと、意外な人の意外なルーツが分かって嬉しいのと、あとは単純にジャケがずらっと並ぶ画が好きな私は、いろんな人の投稿を楽しく見ていました。

そんな中、インスタを何気なーくスクロールしていたときに現れた投稿。これには興奮せざるをえませんでした。
フォーリミGENくんの選んだ「人生狂わしてくれた日本のバンド」。

なんといっても君繋！HOPE！CBMD！
私の音楽遍歴を語る上で外すことのできない大好きなバンドたち。私が彼らの音楽を好きになるのも必然だったのかもなあなんて思ったよね。他にもビークルスピッツB-DASH…ビバ同世代！昭和ばんざい！（笑）
いやーまさかげんくんがアジカン聴いていたとはねえ。好きなバンドのルーツに自分の大好きなバンドがいるなんて、ほんと、言葉にならないくらい嬉しいです。うーんこの語彙力のなさ。

フォーリミ好きなキッズにこの記事が目に留まることなんてほぼないと思うけど、上で太字で書いた3枚について勝手に紹介。
まずはアジカン。

君繋ファイブエム

はい。私が10年間ずっと好きで、いろいろありながらもずっと私のナンバー1の座にいつづけているバンドです。このアルバム、君繋ファイブエムは今年結成20年を迎える彼らが2003年にリリースしたメジャー1stアルバム。1stにして最高傑作との声も多く（他もいいアルバムばかりだよ！）、キャッチーで疾走感があってメロディの強い曲の数々は、発売から12年経った今でも新鮮に聞こえるはず。私のおすすめは1stシングル曲でもある「未来の破片（かけら）」。
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サムネに引かないでぜひ聴いてみてください（笑）デビュー当時だからこそ鳴らせた初期衝動の塊、それでいてこの完成度の高さ。サビのメロティは奇跡だと思っています。狂ったように聴いていたころから10年たった今も、高揚感で胸がいっぱいになる、そんな曲。

お次はLOCAL SOUND STYLE。

Hope

このバンドの名前は2014年のまとめでフォーリミの名前を出したときに挙げていたんです。
solfa.hatenablog.com
はじめてフォーリミを聴いたとき、爽やかで軽やかな聴きやすいメロディがローカルに似ているなあと思って。

パンク、メロコア、エモ界隈にはとことん疎かった自分でもすっかりハマってしまっていたバンド。それだけに突然の活動休止はほんとうに悲しかった。一度でいいからライブをこの目で見たかったな。
solfa.hatenablog.com

代表曲兼いちばん好きな曲。彼らの曲にはカノンコードが多くて、そこが自分が好きになった大きなポイントのひとつなのかもしれない。
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そして最後はCOMEBACK MY DAUGHTERS。
ピザ所属だったとは思えない温かくて優しいサウンドと、それに乗っかるハスキーボイスの組み合わせがたまらなく好きです。そして、一時期うんざりするほど多用されたグッドメロディという言葉は彼らのためにあるといっても過言ではないくらい、とにかくメロディがいい！
2007年か2008年くらいに自分の中で…あの界隈は何て言うんだろう、名前を挙げるとheとかalaとかchefとかアスフラとかriddimとかFed Musicとか、あのあたりのバンドが好きなことに憧れている時期があって（笑）いろいろ手を出してみた結果、CBMDが唯一にしてかなりのお気に入りバンドになりました。オサレなコードで飾るんじゃなくて、わかりやすいコードでまっすぐに鳴らしているところが、ジャズとかテンションコードが苦手な自分に響いたんだと思います。

Spitting Kisses

このアルバムに収録されている「Chemical Age」がいちばんのお気に入り。
そのままだと音量が最大なので、紫のバーのところをクリックしてからの再生をおすすめします↓

Chemical Age

• COMEBACK MY DAUGHTERS
• ロック
• ¥150
• 

• provided courtesy of iTunes

どうでもいいけど間奏のドレミファソラシドーのところはビートルズのHello Goodbyeからインスパイアされたってことになっているんだろうか。似てるよね（笑）

そんなわけで以上3枚について書いてみましたが、よく考えたら自分の大好きなバンドを紹介するのって今回がはじめてかもしれない。これを読んでフォーリミ好きなキッズが彼らのルーツを辿るきっかけになれば…いいなあ。

2016/01/31 GOOD4NOTHING×04 Limited Sazabys＠BIG CAT

フォーリミが見たい！見たい！！見たい！！！その気持ちを抑えることができず、大阪まで行ってきてしまいました。いやーまさかここまでハマってしまうとはねえ。誰より自分がいちばんびっくりしています（笑）


けど、行ってほんとうによかった。今いちばん私の心を震わせる音楽を鳴らすのは彼らなんだなあと実感した。周りはひとまわりくらい若い子ばっかりだったけどね！

セトリをぺたり。

1. days
2. monolith
3. fiction
4. escape
5. chicken race
6. Any
7. Lost my way
8. hello
9. Terminal
10. midnight cruising
11. swim

ゲストだから曲数少な目の定番セトリかなーと思っていたけど、全然そんなことはなかった。聴きたい曲、聴けるとは思っていなかった曲がいっぱい詰まったセトリで大満足。個人的にはAny→Lost my way→helloの流れがほんとうに嬉しかった。helloの「安心なことに今日も忘れ始める」の部分でぐっときてしまって泣きそうになったのは内緒です。フォーリミはCメロとかラストサビのメロディを作るのがほんとうに上手いと思う。
結成当初はグッフォのようなバンドになりたかったから一緒のステージに立てて嬉しいというGENくん。夢をかなえていく姿を、これからもこの目で見ていきたいな。

グッフォはスミノフ片手に後方でゆらゆら。近くでちっちゃい子どもとお父さんお母さんが楽しそうに踊っていて何ともほほえましかった（ちゃんとイヤーマフさせていたところも◎）メロコアはぜんぶ同じに聞こえてしまう病の私ですが、生で聴くとやっぱりかっこいい。そして長く続けているだけあって、さすがの貫録と安定性。セトリが分からないので曲名も不明なのですが、前半にやってくれたキーがGのポップな曲が好きな感じでした。

アルコールが入っていい気分な中、先行販売では迷ってやめたタオルを買い足して、会場をあとにしました。
今年は彼らを見る機会が多くなりそうだ。

2016/02/02 サカナクション＠センチュリーホール

SAKANAQUARIUM2015-2016 "NF Records launch tour"

2016/01/24 PHONO TONES×ADAM at＠FAD

2016年初ライブはいきなりの遠征（笑）日本じゅうが寒波につつまれたこの日、FADはとっても熱かった！けど開場待ちの時間は凍え死ぬかと思った…

まずは先行のADAM at。いやーたーのしかったー！ピアノインストバンドという情報しか知らなくて音楽を聴くのはこの日が初だったのですが、耳馴染みのいいメロディと、メンバーおのおのが全力で鳴らす楽器から繰り出される音のシャワーがたまらなく気持ちよかった。フォノの音楽が好きな人なら絶対彼らのことも気に入ると思う。リーダーさんのMCもグイグイくるかんじで個人的には好きなタイプでした（笑）またライブ見たいなあ。

そしてフォノ。彼らは安定のライブですね。楽しげな曲を楽しそうに演奏しているメンバーを見て楽しくならないわけがない！ADAM atのMCに影響されて、珍しく時事芸能ネタなんかを繰り出したりする珍しい一面も見られたり。
今年もガッツリ追っかけるかどうかは分からないけれど、定期的にライブは見続けていきたい所存です。

2015/12/28-31 COUNTDOWN JAPAN15/16

今年で参加3年目。今回もしっかり楽しんでまいりましたー！役に立つか分からないですが＆だいぶ時間が経ってしまいましたが、勝手にまとめ。

服装

• 上　長袖ヒートテック＋Tシャツ
• 下　裏起毛タイツ＋ハーフパンツ＋スニーカー

後ろのほうでゆるゆる楽しみたい人は羽織りものがあったほうがいいかも。最終日にリクライニングで朝まで寝るなら上着が必須。

持ち物

• ショルダー
• 財布：フェス用に買ったCHUMSの折りたたみ財布。普段の財布から、必要最低限のものだけを移し替えて持っていきます。
• モバイルバッテリー+ケーブル
• ウェットティッシュ：食べたり飲んだりして手がベトベトになることがよくあるので。
• ペットボトルのお茶：ホットの350mlサイズのものを1つ持っていきます。

見たアーティスト

• 12/28

04 Limited Sazabys→PHONO TONES（途中から）→フジファブリック（少し）→くるり→ASIAN KUNG-FU GENERATION

• 12/29

Bentham→空想委員会→MONGOL800（少し）→ストレイテナー→SAKANAMON（少し）→木村カエラ（少し）→THE ORAL CIGARETTES（少し）→KEYTALK→[Alexandros]

• 12/30

ORANGE RANGE→cero（途中から）→クリープハイプ（少し）→大塚愛→シナリオアート（少し）→Mrs. GREEN APPLE→KANA-BOON→サカナクション

• 12/31

the band apart→THE fin.→Shiggy Jr.→WHITE ASH→Base Ball Bear→MONOEYES（少し）→BUMP OF CHICKEN→Czecho No Republic→SPECIAL OTHERS→ドラマチックアラスカ

おいしかったもの

• ハム焼き（みなと屋）

定番。いい具合のしょっぱさと少し独特な風味がクセになる。並んでいても列がサクサク進むのでストレスなく買えるのも嬉しい。私は毎日食べていました（笑）

• しいたけバター醤油焼き（想いの茸）

おいしいという話を聞いて買ってみたら予想以上においしすぎて、こちらも毎日食べちゃいました。しいたけをバターと醤油で味付けしただけの、シンプルにして最強の味。普通に目にするものよりもかなり大型で肉厚なしいたけなので1つ350円も納得。

• いちごけずり（リトルジュースバー）

定番スイーツその1。練乳ムースが口の中でやさしく溶けていく食感は感動まちがいなし。上から順番に食べていくと途中のフローズンいちごが若干すっぱいので、見た目はいまいちですが練乳や底のソースをまぜてしまうのがオススメ。早い時間ならそんなに並ばずに変えます。

• サムライジェラート

定番スイーツその2。今回食べたのはピスタチオ、あまおう、ライチ、大人のチョコバナナ。どれも濃厚なのにくどくなくておいしかったー。こちらも行列必至ですが、お昼前後だと数分の待ち時間で買えました。

• 鶏茶漬け、年越しそば（桜井食堂）

どちらも出汁がおいしかった！次はお茶漬けじゃないごはんものを食べてみたい。

• 鯛めし茶漬け（浜焼酒場 海ぼうず）

少し冷えてきたな、と思ったときに食べたこちら。優しい味であったまりました。

• アーティストカクテル（風知空知）

あまいカクテル大好きな私には嬉しいお店。こんな感じで、アーティストの曲名をもじったオリジナルカクテルが多数売られています。
2年連続で飲んでいたKEYTALKのコースターコークが大好きだったので是非復活させてください…！

雑感

• サウンドチェック？リハ？で本人が出てきて曲を演奏するバンドの多いこと。バンド側からすると、大サービス！本編ではやれない曲も聴かせちゃうよ！サウンドチェックから見逃すな！という意味合いがあるのかどうかは分からないけど、私としてはここで自分の好きな曲をやられちゃったときのがっかり感のほうが大きいんですよねえ。さらにそれが2番途中でフェードアウトしちゃったりなんかするともう…ああああもうマフラー少女ちゃんとフルで聴きたかったよおおおおお
• 会場内の装飾がパワーアップしたことについて、そんなところにお金をかけるならチケ代を安くしろ！という声もあったみたいだけど、あれのおかげでフェス×年末という非日常感がさらに増幅されていたと感じたのでアリだと思います。
• メイン会場～クローク・グッズ間の屋外移動は冬の時期にはきつい。寒すぎる。ステージを最大限拡大しようとした結果の配置だってことは分かるんだけども。
• トイレは仮設だと並ぶことなく使えるのがいいね。トイレ問題だいじ！
• メリロに比べるとディッキの割合は少なかったけど、それでも若い子たちの着用率は高かったな。Tシャツは最終日の圧倒的バンプ率を除くと、フォーリミとWANIMAをよく見た気がする。
• 福袋の交換会が楽しかった。そこが交換スペースだということを知らずに中身を床に並べていたら、SやXSを引いた男子からの交換が殺到してあっという間にトレード完了。売れ残り感ありまくりのラインナップだったけどTシャツ5枚＋小物数点で2,000円は安い。夏の部屋着にします。